始祖の巨人 Founding Titan

始祖の巨人(しそのきょじん、Founding Titan, Shiso No Kyojin)は、進撃の巨人に登場する9つの知性巨人のうちの1体。全ての巨人の始祖であり頂点に立つ存在。

すべてのユミルの民は道で繋がっており1つの座標で交わる。それが始祖の巨人です。すべての根源である、というような意味なんだと思います。

founding: 創立、創設。

基本情報

名前
始祖の巨人
しそのきょじん
Founding Titan
Shiso No Kyojin
歴代継承者
  • ユミル・フリッツ(1850年以上前)
  • フリッツ家の担当者
  • 145代目カール・フリッツ(738年?)
  • レイス家の担当者
  • ロッドとウーリの父(816年?)
  • ウーリ(829年)
  • フリーダ(842年)
  • グリシャ(845年)
  • エレン(845年)
体高※13~15m
能力
  • 全ての巨人を操る
  • ユミルの民の記憶改竄
  • ユミルの民の人体構造を変化させる
  • 土木工事全般。インフラ整備

始祖の巨人の紀元

エルディア民族の奴隷だった少女が森に迷い込み大きな木の穴に落ちて不思議な生物(ハルキゲニアのような脊椎)と接触したことで生まれた巨人。これが始祖ユミルと考えられています。

30巻122話「二千年前の君から」

エルディア帝国の繁栄、始祖ユミルの死後の巨人の継承。

フリッツ王の元に帰った少女は巨人の力で道を作り橋を架け、敵兵を虐殺し国を大きくしていきました。そして王との間に3人の子供「マリア、ローゼ、シーナ」も授かります。

ある日、エルディア帝国の謁見の場で戦争に負けた相手の敵兵と思われる者がフリッツ王に向けて槍を放ち、庇ったユミルに直撃します。巨人の能力を持つユミルであれば訳のない傷でしたが、そこでフリッツ王が自分を奴隷としか見ていなかったことがわかりユミルは絶望して死んでしまいます。

巨人の力を失うことを恐れたフリッツ王は3人の娘たちにユミルの身体を食べさせることで巨人の力を継承し、代々続けるよう言い残しました。このとき継承した巨人の力が枝分かれしていったのが9つの知性巨人と考えられており。そして現在まで続いていきます。

21巻86話「あの日」、30巻122話「二千年前の君から」

始祖ユミル、大地の悪魔の謎。

始祖の巨人、あるいは始祖ユミルに関して作中でも様々な言い伝えがされていますが、語り手の立場によって表現は変わります。

マーレ政権下では「悪魔の使い」と忌み嫌われ、エルディア帝国の時代は「神がもたらした奇跡」と讃えられていました。他には「始祖ユミルは『有機生物の起源』と接触した少女」という者もいるようです。

21巻86話「あの日」でグリシャの父が読み聞かせる歴史書に「始祖ユミル・フリッツは大地の悪魔と契約して巨人の力を手に入れる」という言葉が出てきます。

この言葉と絵から想像すると、ユミルが少女であり、ハルキゲニアみたいな脊椎っぽいのが大地の悪魔かなと思うかも知れません。しかし、始祖ユミルが奴隷の少女で大地の悪魔がハルキゲニアとは作中で一言も言われていません。

つまり始祖ユミルと大地の悪魔は逆の可能性もあるということです。これは無意識の無垢な存在(ユミル)が悪い心を持つ人間(大地の悪魔)と触れ、巨人になって呪いの連鎖が始まったという考え方に通じます。仮に奴隷少女の名がクリスタと確定すればまあまあ辻褄が合う話です。

または大地の悪魔はエレン、あるいはフリッツ王ではないか、という説もあります。奴隷少女、脊椎ハルキゲニア、そしてフリッツ(エレン)の三つ巴で完成したのが巨人なんて考えることも出来そうです。

もちろん「大地の悪魔」が全く別な者を指している可能性もまだ残されています。いずれにせよ曖昧な表現が多く、真相は定かではない。確定するのは最終回まで待たなければいけないかもしれません。

始祖の巨人の能力

始祖の巨人は他の巨人を操ったり、ユミルの民の記憶を改竄する能力を持ってますが、王家の血を引く人間でなければ使うことができません。

しかし、145代目フリッツ王(初代レイス王)が編み出した「不戦の契り」によって、以降の継承者は真の力を発揮できなくなってしまいました。

始祖の巨人の継承者が「王家以外の人間」だった場合、その者が「王家の血を引く巨人」に触れることで力を発揮することが出来ます。

記憶の改竄

巨人大戦終戦後、145代目カール・フリッツがパラディ島に逃げ込んだ後、連れて行ったユミルの民の記憶を改竄て「壁外の人類は巨人に襲われて全滅した」ことになりました。

そのおかげで壁内は100年以上平和に過ごすことが出来たのです。

ただしこの記憶の改竄はユミルの民にしか効きません。さらにレイス家仕様だっと更に範囲が狭くなる模様(フリーダはグリシャを操れなかった)。

記憶の改竄が効かない「他人種系エルディア人」は秘密を守る代わりに王政の中心となり貴族の地位を得ました。一方でアッカーマンや東洋の一族は記憶改竄に反対したことで迫害されてしまいました。

叫びの力

巨人を操る能力。

エレンがライナー達に誘拐されたとき、ダイナ・フリッツの巨人に触れて発動。無垢の巨人を操りダイナ巨人を食わせ、ライナー達を襲わせている間に調査兵団は壁内に帰還することが出来ました。

「始祖の巨人保有者」が「王家の血を引く巨人」に触れてたことで条件が成立し、力を発揮できたということになります。

人体構造を変化させる

ユミルの民の人体の構造を変える能力。

クサヴァーの研究によると、600年以上前に当時の始祖保有者がこの力を使って流行病を止めたようです。以後、ユミルの民に感染者が出なくなったといいます。

ジークはこの能力を使って「ユミルの民の体を子供ができないようにする」ことで安楽死計画を遂行しようとしています。

土木工事全般

始祖ユミルは巨人の力を使って土を耕し、道を作り、橋を架け、エルディアのインフラを整備しました。

関連

未来の記憶を見る仕組み

記憶を見せるのは進撃か始祖か

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