進撃の巨人・第30巻のあらすじを解説

ファルコたちはジークの元まで来て叫びを待ってほしいと懇願するが、ジークは止めなかった。

ジークの脊髄液入りワインを飲んだ人間が一斉に巨人化してしまう。最後までファルコを守ろうとした兄コルトは巨人化の爆発に巻き込まれ死亡。

巨人化したファルコはライナーのうなじに噛みつき、ライナーもそれを受け入れようとした(死にたいと思っているし…)が、ポルコが乱入。結局、ファルコはポルコを捕食して顎を巨人を継承することになった。

マーレ軍は巨人もガビも総動員でエレンとジークを止めにかかるが、ついに2人は接触に成功し「道」へとたどり着いた。

エレンは今までジークに話を合わせていただけで「安楽死計画には反対」であることが確定。

ジークは道で「不戦の契り」の無力化に成功し、ユミルに命令を下す「始祖の力」も自分が手にしたと言う。

エレンを見捨てたくないジークは、エレンを父グリシャの記憶の旅へと連れ出す。ジークは、「エレンは父グリシャに洗脳されている」と思っていたが、実は違った。

むしろ逆で、エレンがグリシャを誘導していたことを知る。そして、それは進撃の巨人が持つ「未来の継承者の記憶を見る力」によるものであることが判明した。

グリシャは恐ろしい未来を見たため、ジークにエレンを止めてくれと頼む。

ジークは始祖ユミルに「安楽死計画」を実行するよう命令するが、エレンは抵抗する。

始祖ユミルを抱きしめ、「お前は奴隷じゃない」と言い、自分で決めるように促す。

登場人物それぞれの思惑

人物思惑
エレン「安楽死計画」に反対。ジークやイェレナを利用していた。
ジーク安楽死計画を実行したい
パラディ島兵団自分たち主導で地鳴らしをしたい。エレンとジークの力を奪いたい
アルミンら104期安楽死計画は反対。地鳴らしは仕方がない。エレンが信用できない
フロック達「ジークを信じるエレン」を信用している。地鳴らし派
ヒストリア妊娠中
イェレナマーレへの復讐。「安楽死計画」賛成派
マーレ国ジークに裏切られた。パラディ島から始祖の力を取り戻したいし報復したい。
アズマビト家パラディ島の地下資源が欲しい(金儲け&ヒィズル国内での立場向上にもつながる)。

伏線・謎・ヒント

  • エレンがジークと接触したとき見た記憶の断片。1コマ1コマが意味するものは?
  • 進撃の巨人の能力は「未来の継承者の記憶を垣間見ることができる」と判明。
  • 第1話「二千年後の君へ」と第122話「二千年後の君から」が繋がった?
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