進撃の巨人・第28巻のあらすじを解説
ザックレー総統の殺害、エレンの脱走により兵団は混乱状態に陥る。ピクシス司令は正面から争うことは避け、イェーガー派(フロックら)にジークの居場所を教えることで交渉を図ろうとする。
ニコロはサシャの父ブラウスをレストランに招待する。ニコロはガビがサシャの仇と知り、ワインの瓶で殴ろうとするが、ファルコが身代わりとなり、ジークの脊髄液を口にしてしまう。
ハンジ達調査兵団と、イェーガー派(エレンとフロック達)がニコロのレストランに集合。ハンジはフロックと共にジークの元へ。
エレンは、アルミンとミカサの3人で話し合う機会を設けた。しかし、エレンは一方的に2人を突き放すような発言を繰り返し、最後はアルミンと喧嘩になりボコボコにしてしまう。その後、ジークとの約束の場所であるシガンシナ区へ。
巨大樹の森。ジークはリヴァイと伝令の会話聞き、兵団は自分を食うつもりだと知る。ジークは叫びを発動し、リヴァイの部下30人を巨人化させて逃亡。このとき、ピクシス司令や多くの兵団メンバーもジークの脊髄液入りワインを飲んでいたことが判明する。
リヴァイは部下にワインを飲ませたことを後悔しつつも、全員を殺害。さらにジークに追いつき再度捕獲。雷槍に繋いで拘束して馬車で移動を始める。
朦朧とした意識の中でジークは、獣の巨人先代クサヴァーのことを思い出す。彼の助言で両親(グリシャとダイナ)を売ったこと、ジークの秘策はエルディア人の安楽死であることが判明する。
目を覚ましたジークは捨て身の自爆を試み、リヴァイも巻き込まれてしまう。
登場人物それぞれの思惑
人物 | 思惑 |
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エレン | 地鳴らしを発動させる。ジークに賛同? |
ジーク | エルディア人安楽死計画のためにエレンが必要 |
パラディ島兵団 | 自分たち主導で地鳴らしをしたい。エレンとジークの力を奪いたい |
リヴァイ | ジークの巨人の力を兵団の誰かに移したい。エレンはそのままであるべき |
アルミンら104期 | エレンは敵になってしまった?…パラディ島は守りたい |
フロック達 | 「ジークを信じるエレン」を信用している。地鳴らし派 |
ヒストリア | パラディ島の存続のためなら獣の巨人を継承しても構わない姿勢 |
イェレナ | マーレへの復讐。エルディア人を開放したい。 |
マーレ国 | ジークに裏切られた。パラディ島から始祖の力を取り戻したいし報復したい。 |
アズマビト家 | パラディ島の地下資源が欲しい(金儲け&ヒィズル国内での立場向上にもつながる)。 |
発売日:2019年4月9日(火)
伏線・謎・ヒント
- なぜエレンはミカサとアルミンを傷つけるような発言をしたのか?
- ガビはエレンの近くにいると動けなくなる?
- リヴァイは死んでしまった?
- エレンの言う「アッカーマンの特徴」や「アルミンの頭ベルトルト」は正しい情報か?