第84話「白夜」
概要
ウォール・マリア奪還作戦。
瀕死のアルミンとエルヴィン、どちらを蘇らせるか。巨人化薬(注射器)は1つしかない。究極の選択を迫られる調査兵団。
エレンとミカサはアルミンを、リヴァイとハンジ、フロックはエルヴィンに注射を打つべきだと主張。
お互い一歩も引かずに膠着状態が続くが、最後はリヴァイに委ねられることになる。
注射を打つ直前、リヴァイが思い出すのはエルヴィンとケニーの言葉、そして夢を語るアルミンの目。
この回で張られていた伏線
フロックの使命
フロックのセリフ「悪魔を再び蘇らせる…それが俺の使命だったんだ!!」
人類を救うのはアルミンだ!そうだろミカサ
エレンのセリフ「人類を救うのはオレでも団長でもない!!アルミンだ!!そうだろミカサ!?」
エルヴィンの最期の言葉
エルヴィンのセリフ「…に…いないって………やって調べたんですか?」の詳細は?
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この回で回収された伏線
リヴァイを驚かせたケニーの行動
伏線
ケニーから注射を託されたリヴァイの驚きとは
17巻69話「友人」
回収
好き放題して利己的に生きてきたケニーが自身の延命のために注射を使わずにリヴァイに託すという利他的な行動を取った。それがリヴァイにとって驚きだった。このケニーの行動に影響を受けて、リヴァイはエルヴィンの死を選択した。
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謎
フロック
謎
エレンのセリフでフロックの名前が判明
考察
まるでこのタイミングでエレンが命名したからこそ、フロックはまぐれで生き残ったように感じる。未来→過去の因果…。
過去回と重ねられている描写
エルヴィンの挙手
対
注射を振り払うエルヴィンの挙手
内容
父に質問をしたときの挙手
14巻55話「痛み」
小ネタ・擬音
パッキャオ
擬音
パッキャオ → マニー・パッキャオ。フィリピンのプロボクサー。
内容
ベルトルトがアルミンの無垢の巨人に食われる際、頭蓋骨が砕ける音
単行本、別冊マガジン掲載時の情報
タイトル | 第84話「白夜」Midnight Sun |
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公開 | 別冊少年マガジン:2016年9月号 発売日:2016年8月9日(火) |
コミックス | 発売日:2016年12月9日(金) |
サブタイトル「白夜」の意味
本人の希望により(?)英雄的な死を遂げたと思われたアルミン。しかしエレンやミカサ、リヴァイの私情により復活。この結果を当の本人は必ずしも良しとしなかった。エルヴィンとベルトルトの犠牲の上にアルミンと調査兵団は生き延び、地獄を味わい続けることになる。これを太陽が微妙な高さに留まり続けることに喩えているのだと思われる。