第78話「光臨」
概要
ウォール・マリア奪還作戦。
雷槍で大ダメージを受け瀕死状態のライナーが雄叫びを上げ、それを合図に獣の巨人がベルトルトが入っている樽をシガンシナ区内へ目掛けて放り投げる。
そのまま巨人化するかと思われたが、ベルトルトはそのままライナーの元へ。ライナーは自身の意識を全身の神経網に移すことで危機を回避した。巨人の脳を利用することで記憶の保持もされる模様。
ベルトルトはライナーに体勢を変えるように伝え、戦いの場に赴く。
アルミンは交渉を試みるが、ベルトルトにその気はなく返り討ちに遭う。アニや仲間との人情話で動揺する彼はもう何処にも居なかった。
2人が話している間に他の兵士はライナーに止めを刺そうと移動していたが、結果的にそれが仇となりベルトルトの巨人化の爆発に巻き込まれてしまう。
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この回で回収された伏線
不条理を受け入れているベルトルト
伏線
ベルトルトは仲間だったマルセルを食ったユミルに対して恨みをもっているわけではなさそう。
12巻47話「子供達」
回収
ベルトルトはユミルの立場になって不条理をある程度受け入れている様子が伺える。
冷静なアルミン
伏線
瀕死のライナーを見てコニーやサシャは泣き、ジャンにも動揺の色が伺える。しかしアルミンは交渉の余地がないから仕方なかったと冷静。ミカサも驚いている。
19巻77話「彼らが見た世界」
回収
話し合いで解決したいと思う一方、それが叶わなければ割り切って手を汚すのがアルミン。ベルトルトには「最後のチャンスだから」と積極的に交渉を持ちかけるが、これも時間稼ぎの騙し討ち。
「巨人の力」再び
伏線
雷槍をまともに喰らい、頭をふっ飛ばされた状態で巨人体から姿を現したライナーだったが、まだこれでも死んでいない模様。アルミンは「巨人の力」のことを思い出す。
19巻77話「彼らが見た世界」
回収
ベルトルト曰く「全身の神経網に意識を移すことに成功した」らしい。また「神経網を通じて巨人の脳を利用すれば記憶を失わずに済む」しかしこれは「最後の手段」とのこと。やろうと思えばベルトルトや他の知性巨人も出来る?が、全編通してライナーしかやっていない。
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小ネタ・擬音
バカライナー
擬音
バカッ ライナアアアア → 馬鹿ライナー
内容
ライナーのピンチに駆けつけるベルトルト。樽の蓋を開ける音がバカッ
単行本、別冊マガジン掲載時の情報
タイトル | 第78話「光臨」Descent |
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公開 | 別冊少年マガジン:2016年3月号 発売日:2016年2月9日(火) |
コミックス | 発売日:2016年4月8日(金) |
サブタイトル「光臨」の意味
光臨「来訪の敬語表現」と降臨「神仏があまくだること」を掛けていると思われる。ベルトルトが光臨し、破壊の神・超大型巨人が降臨した。