第69話「友人」
概要
ケニーの回想。ウーリとの関係が描かれる。
ケニーは初代王の掲げた理想によって迫害されることになったアッカーマン一族の恨みを晴らすためウーリの暗殺を企てるが巨人の力の前に為す術もなく敗れる。
ウーリはケニーを巨人の腕で捕まえるが、殺さずに土下座して謝罪。ケニーは圧倒的な力を持つウーリが取った行動を目の当たりにし、自分の中の何かが大きく揺らぐ。
この出来事をきっかけに2人は友人となり、アッカーマン一族の迫害が終わった。
一族の不遇が改善されようかという矢先、ケニーの妹クシェルが死去。ケニーは忘れ形見のリヴァイを引き取り、力で生き抜く術を教え込む。
神にも等しい力を手に入れた者が見る景色、気分。ケニーはそれが知りたかった。
みんな何かに酔っ払ってないとやってられなかった。みんな何かの奴隷だった。
死に際、ケニーはウーリが取った行動の意味を理解し、注射器と液体をリヴァイに託す。
この回で張られていた伏線
この世界は必ず滅ぶ?
ウーリのセリフ「ケニー… この世界はそう遠くない未来 必ず滅ぶ」 ウーリは未来が見えている?
みんな何かの奴隷だった
ケニーのセリフ「みんな何かに酔っ払ってねぇと やってらんなかったんだな… みんな… 何かの奴隷だった… あいつ(ウーリ)でさえも」
リヴァイを驚かせたケニーの行動
ケニーから注射を託されたリヴァイの驚きとは
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この回で回収された伏線
リーブス会長とヒストリアの約束
リヴァイに締め上げられ、半ば無理やり女王になることを決断させられたヒストリア。それを見ていたリーブス会長はヒストリアに「女王になったらぶん殴ってやれ」と言う。
14巻56話「役者」
女王になった直後、ヒストリアは本当にリヴァイを殴る。口角を上げてニヤりとするミカサ、後ろにいたのに殴る瞬間をひと目見ようと身を乗り出してくるアルミン。趣を感じる。
リヴァイとケニーの姓がアッカーマン
ケニーのセリフ「リヴァイ・アッカーマンって男を知ってるか?」ケニーの部下(トラウテ)のケニーへ向けたセリフ「アッカーマン隊長」 リヴァイとケニーの姓がアッカーマンであることがわかる。
14巻56話「役者」
ケニーはリヴァイの叔父(リヴァイの母クシェルの兄)
ケニーと中央第一憲兵
リヴァイのセリフから察するに、ケニーが中央第一憲兵に所属しているのはおかしい。なぜそんなことになっているのか?
14巻58話「銃声」
ケニーとウーリが友達になったから。中央第一憲兵はレイス家直属の部隊。
リヴァイとケニーの関係
リヴァイがケニーの姓を気にする
15巻60話「信頼」
ケニーがリヴァイの血縁者であることを示唆
ケニーの妹・クシェル
地下街の娼館で働いているというケニーの妹クシェル
16巻65話「夢と呪い」
クシェルはリヴァイの母。つまりケニーはリヴァイの叔父さん。
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単行本、別冊マガジン掲載時の情報
タイトル | 第69話「友人」Friends |
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公開 | 別冊少年マガジン:2015年6月号 発売日:2015年5月9日(土) |
コミックス | 発売日:2015年8月7日(金) |
サブタイトル「友人」の意味
ケニーとウーリ