第56話「役者」
概要
エレンは夢(記憶?)で巨大樹の森でのユミルとベルトルトの会話を思い出す。そのメモを読んだハンジはエルヴィンの元へすっ飛んで行く。
入れ替わるようにエルヴィンの元からニファが伝言を持って来た。その内容は「ヒストリアを女王に即位させるまでの段取り」だったが、班のメンバーは女王の件については事前に何も聞かされていなかった。
ヒストリア本人はできないと言うが、リヴァイは半ば強引に説得。104期たちは戸惑いの色を隠せない。
エルヴィンの作戦は、敢えてエレンとヒストリアを第一憲兵に引き渡し、リーヴス商会(第一憲兵はリーヴス商会が調査兵団と組んでいることを知らないはず)を通じて終着点まで尾行するというもの。
しかし第一憲兵はリーヴス商会の裏切りを見抜いており、引き渡し現場でアッカーマン隊長と呼ばれる男が会長と部下を殺害。エレンとヒストリアは本当に攫われてしまった。
この回で張られていた伏線
…順番だ
サネスのセリフ「こういう役には多分順番がある…役を降りても誰かがすぐ代わりを演じ始める」
隣にいるやつ
リヴァイのセリフ「隣りにいるやつが明日も隣にいると思うか」
リヴァイの迅速な対応
リヴァイのセリフ「異常事態に陥った場合 俺は誰よりも迅速に対応し 戦える」 女王になることを躊躇するヒストリアを説得するためにリヴァイが繰り広げた演説の中の言葉
フリッツ王家
フリッツ家が代理で本当の王家はレイス家
リーブス会長とヒストリアの約束
リヴァイに締め上げられ、半ば無理やり女王になることを決断させられたヒストリア。それを見ていたリーブス会長はヒストリアに「女王になったらぶん殴ってやれ」と言う。
リヴァイとケニーの姓がアッカーマン
ケニーのセリフ「リヴァイ・アッカーマンって男を知ってるか?」ケニーの部下(トラウテ)のケニーへ向けたセリフ「アッカーマン隊長」 リヴァイとケニーの姓がアッカーマンであることがわかる。
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この回で回収された伏線
エルヴィンが狙う次の敵
エルヴィンはウォール教の司祭を睨んでいる
8巻34話「戦士は踊る」
ウォール教はロッド・レイスと繋がっていた
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単行本、別冊マガジン掲載時の情報
タイトル | 第56話「役者」Actors |
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公開 | 別冊少年マガジン:2014年4月号 発売日:2014年3月8日(土) |
コミックス | 発売日:2014年8月8日(金) |
サブタイトル「役者」の意味
サネスを騙すためにハンジとリヴァイに脅されて演技をしたラルフ。女王という役割を演じなければならなくなったヒストリア。中央憲兵を騙そうとする調査兵団。調査兵団に協力していることを隠そうと演技をしたがバレて殺されるディモ・リーブス会長。