第54話「反撃の場所」

概要

ヒストリアの回想(記憶)。

幼少期に暮らしていた牧場。53話でエレンの記憶に現れた謎の黒髪の女性をヒストリアは「おねえちゃん」と呼び、51話に登場した本を一緒に読んでいる。

黒髪の女性とヒストリアが互いの頭をコツンとぶつけると、ヒストリアは女性のことが誰だかわからなくなってしまっている模様。

ヒストリア本人にとっては大事な記憶のようだが、それが何なのか思い出すことが出来ない。

……

エレンとヒストリアは安全な場所に身を隠していた。

ヒストリアはユミルがライナー達の元へ行って以来、自分が何をしたいのかわからなくなった。いい子を演じていたクリスタはもはや何処にもおらず、空っぽのヒストリアしかいないと自嘲するが、エレンはむしろ今のほうが普通でいいと言う。

……

トロスト区。

リヴァイ班はジャンとアルミンを攫った敵のアジトに潜入、リーブス商会が憲兵の手下として動いていることを突き止める。

リヴァイはリーブス会長と交渉し仲間に引き入れ、ニック司祭を拷問して殺した憲兵を誘い出し拘束することに成功する。

この回で張られていた伏線

ヒストリアの「おねえちゃん」

ヒストリアが「おねえちゃん」と呼ぶ黒髪の女性。53話でエレンの記憶に登場する女性と同じ人物。

ヒストリアが読む本に登場する少女と悪魔(?)

黒髪の「おねえちゃん」とヒストリアが一緒に読んでいる本に登場する少女と悪魔(?)

記憶の改竄

黒髪の「おねえちゃん」がヒストリアの記憶を消している

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この回で回収された伏線

住民の避難を遅らせた商会のボス

伏線

大荷物のせいでトロスト区の住民の避難を遅らせミカサに殺されそうになる男。一見意地汚い資本家のように見えるが…

2巻5話「絶望の中で鈍く光る」

回収

リーブス商会の会長。人と仕事を結びつけ街の経済を握る実力者。ある意味、街の救世主。

人は最後まで話を聞かない

伏線

エレンの話を最後まで聞かず騒ぎ出すミカサ

3巻11話「応える」

回収

リヴァイとリーヴス会長との会話で似たようなことが起きる。

ヒストリアが子供の頃に読んだ本

伏線

ヒストリアが子供の頃に読んだ本とは?

13巻51話「リヴァイ班」

回収

牧場で暮らしていた幼少期、黒い髪の女性と一緒に読んでいた。いつも他の人を思いやる優しい女の子の物語。女の子の名前がクリスタ。

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単行本、別冊マガジン掲載時の情報

タイトル

第54話「反撃の場所」

Location of the Counterattack
公開
別冊少年マガジン:2014年3月号
発売日:2014年2月8日()
コミックス
発売日:2014年4月9日()

サブタイトル「反撃の場所」の意味

人類が初めて巨人への反撃に成功した場所であるトロスト区で王政への反撃を始めるリヴァイ班。

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