第38話「ウトガルド城」

概要

巨人発見より9時間後。

南班担当のコニーやライナーたちはコニーの故郷の村に到着。

生存者はおらず、ひっくり返って動けない巨人が1体いるのみ。

しかし、同時に死体も見つからなかったため、コニーや一部の兵士は住民が避難したのだと考える。

一方、班長のゲルガーは破壊された空き家や避難に使われるはずの馬の多くが繋がれたままであることを不信に思いつつ、コニーを気遣いそのまま村を出て壁の破壊箇所特定を急ぐことにする。

出発時、コニーは巨人が「オ…アエリ…」と自分に向かって言葉を話すのを聞き、しかもその見た目が母が似ていることに気づく。

ライナーは任務を優先すべきだとコニーを諭し、兵士たちはそのまま村を後にする。

一方、駐屯兵団も巨人討伐と壁の破壊箇所を特定するために動いていたが、どうも様子がおかしい。

巨人出現より11時間後、夜。

南班と西班の調査兵たちは壁の穴の捜索を続けたが、結局見つからずに合流。巨人が活動しない夜になったため近くのウトガルド城で休憩を取ることにする。

兵士たちが寝静まった頃、大量の巨人がウトガルド城を襲う。中にはミケを襲った獣のような巨人の姿も見える。

巨人出現より17時間後、夜。

エレンやハンジ達はウトガルド城を目指して馬を走らせる。

この回で張られていた伏線

ラガコ村に死体がない

なぜラガコ村には死体がなかったのか?

ごまかしライナー

おかしな点に気づきかけたコニーをさえぎるライナー

ニシン

なぜユミルは「ニシン」が読めた?ライナーも読めていた?

夜に動く巨人

ウトガルド城に現れた巨人は夜なのに動いているのはなぜ?

サルを知らないコニー

どう見てもサルっぽい巨人を見て「獣」と呼ぶコニー

満月の夜

壁を登って振り返る「獣の巨人」のコマに満月が描かれている

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リコが抱く違和感

東防衛戦で巨人を討伐する駐屯兵団精鋭部隊。リコは何かおかしいと感じている。

考察

リコ曰く「巨人の恐ろしさは数の力」だが、対処できる程度の数しか襲ってこないことに違和感を抱いている。おそらくジークが巨人をコントロールしていたことが原因。

ウトガルド城

ベテラン兵士もその存在を知らなかった。

考察

100年以上前からパラディ島がエルディア帝国の領土だったことを示唆?

ウトガルド城の食料

誰かが住んでいた?

考察

おそらくライナーたちの応援に駆けつけたジークやピークちゃん達だと思われる。

単行本、別冊マガジン掲載時の情報

タイトル

第38話「ウトガルド城」

Utgard Castle
公開
別冊少年マガジン:2012年11月号
発売日:2012年10月9日()
コミックス
発売日:2012年12月7日()

サブタイトル「ウトガルド城」の意味

壁の穴を探していた兵士たちが休憩のために訪れた古城。この城は存在自体が謎である。

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