第17話「武力幻想」
概要
入団から2年後の話。
対人格闘術の訓練中、ライナーやアニの言葉からエレンは力を持つ責任やこの世界の仕組みの矛盾について考え始める。
アニの手解きを受け、新たな技術を身に付けたエレンは喧嘩友達のジャンを圧倒。ついでにライナー受け売りの兵士論を語って上機嫌。
この回で張られていた伏線
兵士に拘るライナー
やたら自分が「兵士」であることに拘るライナー。
アニの父が格闘術を仕込んだ理由
なぜアニ父は格闘術をアニに教えた?現実離れした理想とは?
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この回で回収された伏線
エレンの対人格闘術の成績
伏線
ライナー曰く、エレンは対人格闘術の成績はトップだった。
1巻3話「解散式の夜」
回収
アニに教えて貰っていた。
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単行本、別冊マガジン掲載時の情報
タイトル | 第17話「武力幻想」Delusions of Strength |
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公開 | 別冊少年マガジン:2011年2月号 発売日:2011年1月8日(土) |
コミックス | 発売日:2011年4月8日(金) |
サブタイトル「武力幻想」の意味
武力があれば何とかなるという幻想。エレンは格闘術がいざという時にそれほど役に立たないと身を以て知っておりライナーに講釈を垂れる。その一方で、兵士たちが訓練を重ね技術を高めれば人類は巨人に対抗できると思っていたが、世界の仕組みは真逆であり優秀な兵士ほど内地へ行き巨人から遠ざかることになっていた。幻想を抱いていたのは他でもない自分だったということを思い知る。