第7話「小さな刃」

概要

トロスト区攻防戦④。

住民の避難が完了し撤退命令が出たにも拘わらず、アルミンやジャンら104期の兵士が数多く壁内に残っている。

立体機動装置のガスが切れたが、補給室に巨人が群がっている上に補給班が戦意喪失してしまったために身動きが取れない。

異変に気づいたミカサが彼らの元に駆けつけ、ついにアルミンの口からエレンの死を告げられてしまう。

涙を流し謝るアルミンに対しミカサは冷静に振る舞い、逆に兵士たちを鼓舞し巨人を倒して補給室へ向かおうとする。

ミカサに負けじとジャンが周囲に発破を掛けて他の兵士たちも後に続く。

一見冷静に見えたミカサだったが実は動揺しており、スピードの出し過ぎでガス欠。頭痛(手首痛?)発生。

落下した先で巨人に追い詰められ死を覚悟したが、エレンの「戦え!」と言われ力に目覚めたときのことを思い出し再び立ち上がる。

すると背後から別な巨人が現れ、ミカサを襲おうとしていた巨人を殴り殺してしまった。

巨人が巨人を殺している。一体何が起きているのか。

この回で張られていた伏線

ライナーとアニの相談

ライナーとアニの会話「やるなら集まってからだ」

ミカサの回想で寝ているエレン

諦めかけたミカサが再び闘志を燃やす場面の回想。マフラーを巻いてくれたエレンや「戦え!!」はわかるが、なぜ寝ているエレンが2コマも登場するのか?

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ミカサの頭痛④

ガス欠で落下後、手首のアップ。セリフ「まただ…また これだ… また家族を失った」「また この痛みを思い出して …また…ここから 始めなければいけないのか…」

考察

両親、第2の母カルラに続き、エレンを失って絶望し生きることを諦めそうになる。しかし折れたブレードとエレンと共に人攫いと戦ったときのナイフがダブり(小さな刃)、戦う意志を取り戻す。比較的ポジティヴな演出。

単行本、別冊マガジン掲載時の情報

タイトル

第7話「小さな刃」

Small Blade
公開
別冊少年マガジン:2010年4月号
発売日:2010年3月9日()
コミックス
発売日:2010年7月16日()

サブタイトル「小さな刃」の意味

回想で少年エレンと少女ミカサが人拐いを刺した刃、現在15歳のミカサが巨人と対峙する時に持っている折れたブレード。そしてミカサ(エレン)に影響された兵士たちが心に抱いたもの。

ミカサの回想の内容

ミカサが死を覚悟したときの回想

  • エレンにマフラーを巻いてもらう
  • 「戦え!!」と言われて盗賊を殺したとき
  • 眠るエレン

マフラーと戦え!!は何となくわかる。しかし眠るエレンはかなり不思議。

1話の「いってらっしゃい」と同じ状況である。何か繋がりがある??

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