トム・クサヴァー Tom Xaver(Ksaver)
トム・クサヴァーはジークの1代前の「獣の巨人」の継承者。
ジークが落ちこぼれの戦士候補だった頃から交流を持っておりキャッチボールをする仲。父グリシャら「エルディア復権派」をマーレ当局に告発するようアドバイスした。
戦士としては役に立たなかったが、巨人化学の研究者としては優秀だった模様。始祖の巨人がユミルの民の人体構造を変化させる力があることや王家の血筋によって不戦の契りを解き本来の力を開放させられることなど、重要な秘密を解き明かした。
自身がエルディア人であることを隠したままマーレ人の妻と結婚し一児を儲けたが、後に秘密がバレて妻は子供と共に自殺してしまう。このことがきっかけとなり、クサヴァーは獣の巨人を継承し自らの命を捧げる道を選んだ。
エルディア人として生まれたことによって地獄を味わったクサヴァーの人生はジークに強い影響を与え、後の「安楽死計画」に繋がっていくことになる。
クサヴァーは巨人の記憶研究を通じて、「始祖の巨人」と「王家の血を引く巨人」が接触することによって「不戦の契り」を無力化できることを解明したが、この情報をマーレには伏せていた。そして獣の継承を目前に控えた頃、ジークだけにこの情報を伝えた。
「Xaver クサヴァー」はドイツ語読み。ポルトガル語ならあの有名な宣教師フランシスコ・ザビエル(日本訛り?)と同じ。つまりジークを導いた者として相応しい名前がついている。
ちなみに、他の言語なら以下のようになる。
言語 | スペル | 読み |
---|---|---|
英語 | Xavier | ゼイヴィア |
フランス語 | Xavier | グザヴィエ |
ドイツ語 | Xaver | クサァーヴァー |
イタリア語 | Saverio | ザヴェリオ |
スペイン語 | Javier | ハビエル |
ポルトガル語 | Xavier | シャビエル |
見た目のモデルは映画評論家の町山智浩氏と思われる。