サムエル・リンケ=ジャクソン Samuel Linke-Jackson
104期訓練兵団卒業生。固定砲整備4班。
名前のモデルは、パルプ・フィクションやアベンジャーズ等で有名なアメリカの俳優サミュエル・リロイ・ジャクソン(Samuel Leroy Jackson)と思われる
初登場は1巻3話「解散式の夜」で超大型巨人出現の際、爆発に巻き込まれて気絶して壁から落下したが、サシャが放った立体機動装置のアンカーを脚に打ち込まれ救出される。そのためトロスト区攻防戦には参加していない。
その後全く登場せず公式のキャラクター図鑑では死亡したことになっていたが、32巻128話「裏切り者」でイェーガー派の一員として同期のダズと共に再登場。駐屯兵団にいたのかもしれない。
飛行艇を奪いたいがためにウソをつこうとするアルミンとコニーに対し、話し合おうとする態度を見せた。しかし2人の裏切りが発覚するとアルミンを銃撃しダズに船を爆破するように指示。
コニーに銃口を向けながら、固定砲整備のときに「土地を増やして肉を食おう」と約束した思い出を語り涙を流す。仲間であることを信じたい気持ちからか最後までコニーを撃つのを躊躇していたが、逆にコニーに銃を奪われた後、顔面を撃たれて死亡。
サシャが救った命をコニーが終わらせるという皮肉な展開。
かつての仲間が殺し合うことになる現実を受け入れ切れない様子のサムエル(アルミンは巨人なので銃で撃っても簡単に死なないと知っていたはず)が4年前で時が止まっているのに対し、数々の修羅場を経験しているコニーはこの時既にたとえ仲間であっても手を下す覚悟があったというのが非情に残酷な描写である。