マルコ・ボット Marco Bott

104期訓練兵団を7位で卒業。

同期からの信頼が厚く、気が利いて利他的な行動が出来るため指揮役に向いていると評価される。

成績上位者でありながら早々に離脱。しかし死んだ後も物語に影響を与え続ける重要人物。まるで過去の知性巨人継承者のようである。

トロスト区攻防戦の後、立体機動装置を身に着けていない状態で遺体が発見された(4巻18話「今、何をすべきか」)。

ライナーとベルトルトがエレンを誘拐しようと相談している会話を聞いてしまったため、駆けつけたアニに装備を剥がされその後巨人に襲われ死亡していたことが判明(19巻77話「彼らが見た世界」)。この事件の真相は長らくマーレ組の3人しか知らなかった。

事件の4年後、エレンを止めるために結束した調査兵団&マーレ残党が港へ向かう途中のキャンプで、イェレナの暴走も手伝ってライナーの口から104期に真実が明かされた(32巻127話「終末の夜」)。

ジャンへの影響

ジャンは…強い人ではないから

弱い人の気持ちがよく理解できる

それでいて現状を正しく認識することに長けているから

今 何をすべきかが明確にわかるだろ?

4巻18話「今、何をすべきか」

トロスト区攻防戦の後、ジャンはマルコのこの言葉を思い出し調査兵団入団を決心する。

この言葉は後々までジャンの行動に影響を与え、第57回壁外調査で女型の巨人と遭遇した際に自ら犠牲となって時間稼ぎをしようとしたり、シガンシナ区の決戦では狼狽するアルミンの代わりに指揮を執るなどした。

またエレンが地鳴らしを発動した後、ジャンはフロックにもう戦わなくていいと言われ一度はその気になりかけたが、マルコのことを思い出し、世界を守るために再び立ち上がることになる。

アルミンと仲良し

ソニー&ビーン殺害事件によって兵士たちの立体機動装置を検査が行われた際、アルミンはアニがマルコの装置を提出していたことに気づいた。

これはアルミンがマルコと非常に仲が良く、立体機動装置の整備も一緒にやっていたことが背景にある。

訓練兵時代、実はアルミンは同期と交流している描写がほとんどない。ジャンは「いつもエレンとベタベタ」と言っており、深い付き合いはしていなかった模様。

そんなアルミンが親しくしていたのがマルコである。アルミンはその優秀な頭脳を駆使し度々正解を導き出すが、ほとんど誰にも相談せずいつも1人で考える。もしマルコが生きて調査兵団に入団していたら…

基本情報

名前
マルコ・ボット
Marco Bott
性別男性
人種パラディ島エルディア人
身長178cm
体重70kg
生年月日6月16日
年齢
16歳 (850年)
出身地
ウォール・ローゼ南区ジエナ町
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