ハンジ・ゾエ Hange Zoe (Hans Zoe, Hanji Zoe)
©諫山創 進撃の巨人 講談社 89話「会議」
調査兵団の分隊長で巨人博士(オタク)の女性。エルヴィンの死後、第14代団長の座に就いた。
ハンジの名前の由来は、ドイツの人名に使われる ハンス Hans の愛称読みがハンジ Hansi になるパターンだと考えられる。ロシア人名のグリゴーリイ(グリゴリー、グレゴリー)の愛称がグリシャになることや、英語でウィリアムがビリー(ヴィリー、ウィリー)に、ロバートがボブ(ロブ)になったりするのと似たようなもの。ドイツの元サッカー選手にハンス=ディーター・フリックという人物がいるが、メディア等ではハンジ・フリックと呼ばれていたりする。
モデルというか作者のイメージでは、ハンジは映画評論家の町山智浩氏のような人らしい。
ハンジには、「アメリカ在住の映画評論家、町山智浩さんみたいな人だ」という明確なイメージがあります”
“町山さんを知っている人なら、きっと「ああ、なるほど」と言ってくれるはず”
2016年01月 月刊進撃の巨人 公式フィギュアコレクションVol.10
普段は普通のメガネをかけているが、壁外調査や戦闘のときはゴーグルをしている。
初期は性別不詳と言われたが多分女性。確かに髪は長いが中性的な出で立ちでグリシャあたりとさほど違いないように見える。
壁内の人類は巨人を憎み嫌悪感丸出しだが、既存の見方と違う視点から巨人を見てみたいという信念を持っている。
作中屈指の優秀な頭脳の持ち主でやたら勘が良く、彼女の発言に注目していれば物語の設定や謎がわかったりする。
戦局を左右する場面でも重要な役割を果たす。エレンがライナーらに拐われたときは、敵が巨大樹の森で休憩していることを見抜いた。王政編ではレイス家礼拝堂地下の構造を予想し的中。鎧の巨人の対策として発注した雷槍は実際に効果てきめんだった。
同時に変人っぷりも凄まじく、リヴァイに奇行種と言われている。危険を顧みず楽しそうに巨人に近づいて生体実験を行ったり、エレンが巨人の研究に興味がある素振りを見せると平気で朝まで語ったり、常軌を逸した行動が目立つ。エレンの巨人と意思疎通が出来たときは頬を赤らめて興奮していた。
同じ頭脳タイプのアルミンとは違い、立体機動装置を駆使した戦闘も人並み以上にこなす。
初登場時からずっと天然で容赦のない狂ったギャグシーンが多かったが、エルヴィンの死後は団長になったこともありシリアスな場面も増えた。
132話「自由の翼」にて戦死。
基本情報
名前 | ハンジ・ゾエ Hange Zoe (Hans Zoe) |
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性別 | 女性 |
人種 | パラディ島エルディア人 |
身長 | 170cm |
体重 | 60kg |
生年月日 | 9月5日 |
年齢 | 不明 |
出身地 | パラディ島内 |